9月27日（金曜日）、消防本部で火災調査技術発表会を開催しました。

　この研修会は職員が火災調査技術の向上を目的に毎年行っているもので、今回は、職員が作成した火災調査書が刑事裁判に証拠として提出され、さらに、作成した職員も証人として裁判に出廷するとの想定で模擬裁判を実施しました。

　火災が起きた際の消防の任務で消火活動とともに重要なのが火災の原因を究明するための「火災調査」です。

　火災調査による火災原因は、その後の火災予防や消防行政施策に活用されるとともに、司法機関や捜査機関にとっても重要な資料となります。

　参加した職員は、模擬裁判をとおして、消防機関としての責務と火災調査の重要性を再認識することができました。今後も火災原因の究明と類似火災の予防を図るため、職員の知識と技術の向上に努めてまいります。

　なお、本組合facebookでは、実際に起きた火災事例を元に、注意すべきポイントなどを定期的に紹介しています。ご自身と大切な家族を火災から守るためにぜひご覧ください。

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