12月23日（木曜日）、田村消防署で大規模な火災において多数の負傷者が発生した事案を想定した訓練を実施しました。

　多数の負傷者が発生した場合、迅速な状況の把握とともにトリアージの実施が求められます。

　トリアージとは、負傷者の緊急度や重傷度に応じて適切な処置や搬送を行うために、負傷者の優先順位を決めることを言い、限られた人員と資器材により最も効率的な活動をするために必要なスキルです。

　訓練では、まずトリアージについて座学を行い、その後、実際に声掛けや怪我の程度などを観察しトリアージを行い、処置や搬送するまでの手順の確認を行いました。

　今後も、迅速で効率的な現場活動が行えるよう訓練を継続し、現場対応力の強化を図ってまいります。