３月７日（日曜日）、　田村市都路町内で、春の火災予防運動に合わせ、田村市消防団都路地区隊と合同で防火パレードを行いました。

　空気が乾燥し風が強い日が多いこの季節は、枯草・林野火災が多発する傾向にあります。

　これは、乾燥、強風の他、気候が温暖となり農作業が活発化することや、山菜取りやハイカー等の入山者が増加することが要因として考えられます。

　先日、栃木県足利市や群馬県桐生市でも大規模な林野火災が発生しましたが、一度、山林に燃え広がってしまうと、消火に時間を要するとともに、付近の建物へ延焼する可能性があることから、地域全体への危険をもたらします。

　郡山消防本部管内の過去10年間の統計をみると、枯草・林野火災の原因の約５割が「たき火」によるものとなっており、人的要因が多くを占めているのが現状です。

　家庭や事業所などでの焼却設備を用いないごみの焼却は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律で原則禁止されています。たき火により何を燃やしていいのか悪いのか判断できない場合は、自治体に問い合わせてください。

　農業の一環としてたき火や火入れを行う場合でも、周囲に建物や燃えやすい物がある場所、風が強いときは絶対に行わない事を徹底し、火災のない安全なまちつくりにご協力をお願いします。