この意見発表会は、若手職員の育成を目的に昭和53年から毎年開催しており、今年で46回目となります。

　それぞれの職務を通じた体験などを基に、業務に対する提言等をまとめ５分間で発表するもので、発表内容の他、論旨の明確性や説得力、発表力等が総合的に審査されます。

　今年は、30歳以下の職員113名のうち、一次と二次審査を通過した11名が発表しました。

　最優秀賞には、訓練中や現場活動中の事故防止のための先輩・後輩の垣根を超えたコミュニケーションの大切さとその実践法を提言した、郡山消防署喜久田基幹分署の蛭田消防士長が選ばれました。

　また、優秀賞には、郡山消防署中田分署の鈴木消防士、田村消防署の根本消防士長がそれぞれ選ばれました。

　最優秀賞に選ばれた蛭田消防士長は、来年２月に福島市で開催予定の福島県消防職員意見発表会に本組合代表として出場します。

　県大会まで練習を重ね発表力に磨きをかけ、上位大会への進出が期待されます。