全国消防救助技術大会は、全国の消防機関から選び抜かれた隊員が一堂に会し、日頃の訓練によって鍛え抜いた技術を披露するとともに、互いの知識・技術を競い学ぶことを通じ、複雑多様化する災害に即応できる高度な技術と強じんな体力・精神力を養い、研さんを図ることを目的として毎年開催されています。

　今年は陸上の部が千葉県消防学校（市原市）で、水上の部が千葉県国際総合水泳場（習志野市）で開催され、各地域の予選大会等を勝ち抜いた精鋭たちが競い合いました。

　本組合からは福島県予選を通過した「ロープ応用登はん」「ほふく救出」「ロープブリッジ渡過」の３種目６名の隊員が出場し、日頃の訓練の成果を披露しました。

　いずれの種目も堂々たる競技を行い入賞を果たし、中でも「ロープ応用登はん」は２位の好成績をおさめました。応援ありがとうございました。

　引き続き、体力と技術の向上に努め、誰一人取り残さない、より安全と安心を与えられる消防組織を目指してまいります。

ロープ応用登はん　２位

隊員２人が協力し、塔上から垂下されたロープを活用して15ｍ登る訓練。

消防士　佐瀬　公規　

消防士　三瓶　裕哉

ほふく救出　入賞

隊員１人が空気呼吸器を着装して長さ８ｍの煙道内を検索し、要救助者を屋外に救出した後、２人で協力して要救助者を搬送する訓練。

消防副士長　小澤　拓磨

消防副士長　芹川　竜生

消防士　山川　圭亮

ロープブリッジ渡過　入賞

２つの塔の間に張られたロープを、往路はセーラー渡過により、復路はモンキー渡過により渡過する訓練。

消防士　渡邉　真緒