６月25日（木曜日）、郡山消防署日出山訓練場で、国際消防救助隊登録隊員の海外での活動にあたっての技術と知識向上を目的とする訓練を実施しました。

　今回の訓練では、地震により倒壊した建物内に取り残された要救助者を救出する際に、余震による更なる倒壊を防ぐために支柱などを設定して応急的な建物の安定化を図る技術などの確認を行いました。

　今後も、あらゆる災害に対応できるよう訓練を継続するとともに、自治体消防、そして国境を越えた「愛ある手」を常に差しのべる消防を目指してましります。

国際消防救助隊（International Rescue Team）とは

　略して「IRT」（愛称：「愛ある手」）は、海外で大規模災害が発生した際に日本政府が行う国際援助の救助チームとして派遣される部隊です。

　全国77消防本部の救助に関するエキスパート599名が登録されており（郡山消防本部からは６名が登録）、海外での有事の際には被災国などからの要請に基づき、警察庁や海上保安庁などの隊員とともに海外へ赴き救助活動を行います。