1月16日（月曜日）、郡山消防署田村分署で、福島県郡山警察署二瀬駐在所職員を講師に招き、交通安全講習会を実施しました。

　冬季は路面凍結や積雪または降雪により視野が制限されるなど、平時に比べ事故が多い季節です。本講習を受講し、一人ひとりが交通ルールを遵守し、正しい交通マナーを身につけ、交通事故防止を図ることを目的で行われました。
　消防車両を運用するにあたり、確実かつ迅速に現場へ急行する必要があることから、交通法令を理解し、運転技術の向上を図ることはもとより、事故事例の特徴や原因を習得することで、事故の予兆を察知し、危険を回避する能力が求められています。
　田村町は山間部における「冬型の事故」が発生しやすい地域でもあり、警察官からの事故事例を基にした発生原因及び予防策について、管内の特性に合わせた講習になりました。
　消防車両にはその特殊性から法令上さまざまな特例が設けられており、また一般自動車に対する優先通行権が認められています。
　一方で、より高い注意義務と危険回避能力が求められるため、今後も日々の訓練や講習会等を通して、安全運転の技術向上に努めてまいります。