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住宅火災における逃げ遅れ対策の再確認について

住宅火災における逃げ遅れ対策の再確認について

[カテゴリー:注意
[更新日:2025年01月20日]
 県内各地で住宅火災による人的被害が発生しているため、住宅火災における死者発生状況と逃げ遅れ対策をまとめました。

住宅火災による被害の軽減について(2025年1月20日公表)

 郡山地方広域消防組合管内の過去10年間の統計では、住宅火災によって52人が亡くなっており(放火自殺者を除く)、うち59.6%が高齢者でした。

 引き続き空気が乾燥し火災が発生しやすい時季が続くことから、住宅防火とともに火災による逃げ遅れを防ぐための対策の確認をお願いします。

住宅用火災警報器の設置・点検

住宅火災での死者発生要因で多いのは、「発見が遅れ気づいたときは火煙が回り、すでに逃げ道がなかったと思われる状況」です。このような状況を防ぐためには、すべての寝室等に正しく住宅用火災警報器を設置することがとても重要です。また、住宅用火災警報器は約10年で電池が切れるとされており、また長期間の使用により故障する可能性も考えられるいことから、定期的な点検が必要です。
住宅用火災警報器の設置場所等


住宅への消火器設置

火災が発生した時に被害を最小限にするためには、消火器により初期消火を行うことが重要です。消火器には軽くて小さい住宅用のものや、スプレー式など様々な種類がありますので、それぞれの家庭にあった消火器を備えておくことを推奨します。



防炎品の使用

火災発生時の急激な燃え広がりを防ぐために、カーテンやじゅうたん、エプロンなどに燃えにくい素材で作られた防炎品を使用することを推奨します。急な燃え広がりを防ぐことで、初期消火の可能性を高めるとともに、避難の時間を確保することにつながります。

いのちを守る10のポイント

4つの習慣

寝たばこはしない。灰皿には水を入れ、吸殻は必ず水に浸してから捨てる。
ストーブやヒーター、発熱する機器は、燃えやすい物の近くで使用しない。外出・就寝時は必ずスイッチを切る。
コンロの周りは常に整理整頓し近くに物を置かない。そばを離れるときは必ず火を消す。
電気コンセント周りは常に清掃し、タコ足配線にしない。劣化した電気コードは使用しない。

6つの対策

火災の発生を防ぐために、ストーブやコンロは安全装置のついたものを使用する。
住宅用火災警報器を正しく設置し、適切に鳴動することを確認する。
火災の延焼を防ぐため、部屋を整理整頓し、寝具・カーテン等は防炎製品を使用する。
消火器の設置場所と初期消火の方法を確認する。
避難経路を再確認するとともに、避難の妨げとなる物を置かない。
地域で協力し防火対策を行う。

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いのちを守る10のポイント.pdf



お問い合わせ

消防本部 予防課

〒963-8877 郡山市堂前町5番16号

TEL:024-923-8172

FAX:024-921-8777

E-mail:


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