ハチ刺されによる救急搬送が多発
ハチ刺されによる救急搬送が多発
[カテゴリー:注意]
[更新日:2022年08月08日]
例年、夏から秋にかけて、ハチ刺されによる救急搬送が多発します。
ハチ刺されは、ハチ毒による直接的な症状のほか、アレルギー反応によってアナフィラキシーショックを発症し、意識障害や心停止に至るなどのおそれもあり注意が必要です。
特にこの時季は、草刈り中やお盆前のお墓掃除の際などに刺されるケースが多く、今年はすでに死亡・重症事案も発生しています。
過去の救急統計
ハチに刺されないために
草刈り・畑仕事・野山に出かける際は、長袖、長ズボン、帽子を着用
過去の救急統計では、6割以上が「草刈り」「畑仕事」等の際のハチ刺されです。
なるべく肌の露出を少なくしましょう。また、熱中症にも十分注意し、こまめな水分補給をしましょう。
大きな声を出したり手で払ったりしない
ハチは音や振動などの刺激を受けることで、興奮して攻撃性を増すといわれています。
ハチを見かけた場合は、手で払ったり駆け出したりせず、ゆっくりとその場から離れましょう。
素人はハチの巣に近づかない
素人がハチの巣を駆除しようとして刺される事例も多くあることから、必ず専門業者に相談しましょう。
ハチを刺激したことで攻撃性を増し、他の家族に危害が及ぶこともあります。
ハチに刺された場合の応急処置
まずは傷口を流水でよく洗い流す
刺された部位を流水で洗うことで、ハチの毒を薄める効果があります。
その後は安静にして様子をみる
ハチに刺された後、時間経過後(30分から1時間後)に症状が現れる場合がありますので、しばらくは安静にしましょう。
息苦しさ、冷や汗、めまい、じんましん、嘔吐、しびれ、血圧低下などの症状が現れた場合は、すみやかに病院を受診するか119番通報
エピペンを処方されている方は、使用期限を確認し、常に持ち歩く
お問い合わせ
消防本部 消防課
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