昨年12月17日に、大阪市の雑居ビルで28名の方が死傷する痛ましい火災が発生しました。

　この火災については現在も調査が進められていますが、ガソリンを用いた放火の可能性が指摘されています。ガソリンスタンドにおけるガソリンの容器詰替え販売については、令和元年に京都市のアニメーションスタジオで発生した放火事件を受けて、従業員が顧客に対し、下記の確認を行うこととされていますので、再度確認してください（令和元年総務省令第67号）。

販売時の確認事項

１　運転免許証等による顧客の本人確認

２　ガソリンの使用目的の確認

３　販売記録の作成

氏名・住所・使用目的の確認を拒否した場合

　ガソリンの詰替え販売を行う際に、顧客が氏名や使用目的の確認を拒否したり、不審な言動が見られた場合は、警察署へ通報するなど適切な対応をお取りいただくようお願いします。

　火災による死傷者を出さないために、ガソリンを容器へ詰替え販売する際は、顧客の本人確認と使用目的の確認を徹底し、漏れ無く販売記録を作成していただくようお願いします。

（消防庁から）令和元年12月20日付け消防危第197号「ガソリンを容器に詰め替えるときの確認等に係る運用要領について」.pdf