煙突からの出火に注意
煙突からの出火に注意
先日、本組合管内で煙突から出火したとみられる火災が発生しました。
原因は、煙突を設置する際の施工不良によるもので、煙突を壁等に貫通させる部分に通常は使用してはいけない金属板を使用していたため、煙突の熱が金属板から壁等に伝わり、時間経過とともに低温発火し火災になったとみられます。
正しい施工であれば防げた可能性のある火災ですので、煙突を設置する際は火災予防条例に則った施工(特に次の点に注意)をしてください。
煙突の貫通部は、可燃物から15cm以上離して設置するか、厚さ10cm以上の金属以外の不燃材で造り、又は覆うこと。
容易に点検及び清掃ができる構造とすること。
ご自宅や事業所などに煙突がある場合は、改めて施工状況を確認してください。
また、長年の使用や不完全燃焼によりたまった煙突内の煤を放置することで、煙突内部で火災が発生することもあります。正しい使用方法と日常的なメンテナンスをしっかり行い、火災予防に努めましょう。
類似の火災事例
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消防本部 予防課
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