10月の広報テーマ
10月の広報テーマ
10月の広報テーマは、「住宅用火災警報器の設置促進・維持管理」と「ガス機器による事故防止」です。
住宅用火災警報器の設置促進・維持管理
住宅火災による逃げ遅れを防ぐために、すべての住宅の、すべての寝室、階段(寝室が2階以上にある場合)に「煙感知式」の住宅用火災警報器の設置が義務付けられています。
平成30年に本組合管内で発生した住宅火災で、10人の尊い命が失われました。
死亡するに至った経過を分析すると90%が「逃げ遅れ」によるものです。
また、これらすべての住宅で、住宅用火災警報器が未設置でした。
住宅用火災警報器は、火災を早期に発見して知らせることで、皆さんと皆さんの大切なご家族の命を守ります。
まだ未設置のご家庭は、必ず設置しましょう。
設置から10年が過ぎた住宅用火災警報器は、本体の電子部品の寿命や電池切れなどにより、火災を感知できなくなることがありますので、交換を推奨しています。
また10年に満たない場合でも定期的に点検をしましょう。(テストボタンを押す、またはひもを引くことで作動確認ができます。)
ダウンロードはこちら⇒住宅用火災警報器の設置促進・維持管理
ガス機器による事故防止
ガスは私たちの生活になくてはならないものですが、取り扱いを誤ると火災や爆発事故などにつながる恐れがあります。
中でもガスコンロが原因の火災は全国で約2,600件発生(平成29年)しており、そのほとんどが「調理中のうっかりミス」です。
決して他人事ではなく、日常的にガスコンロの扱いに慣れている方ほど、注意が必要です。
東京都の調査によると、ガスコンロ使用者の4人中3人(74.4%)が「危ない使い方の経験がある」ことが示されています。
このように運よく火災に至らない場合でも、一歩間違えれば大惨事となっていたケースも多くあり、潜在的な火災リスクを認識することが重要です。
次のような場合(または経験がある場合)、大変危険ですので、火災リスクを減らすために改善しましょう。
調理中にその場を離れてしまったことがある
コンロの近くに燃えやすい物が置いてある
火をつけたまま、コンロ奥のものを取ろうとしたことがある
グリル内に油などの汚れがたまっている
また、万が一に備えて、台所への住宅用火災警報器の設置を推奨しています。
※ 本組合管内では設置は義務ではありませんが、自治体によっては義務設置の場合があります。
この場合は、「熱感知式」のものを設置しましょう。(寝室等は「煙感知式」が義務設置。)
タウンロードはこちら⇒ガスコンロチラシ.pdf
お問い合わせ
消防本部 総務課
〒963-8877 郡山市堂前町5番16号
TEL:024-923-8171
FAX:024-923-1228
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